今、全国的に「学校ムリでもここあるよ」というキャンペーンが展開されているのを、ご存じですか?
例年、夏休み明けのこの時期
学校に行くのがつらいという思いを抱えたまま、不登校の道を選ぶことも出来ずに命を絶つ子が少なくありません。
そのことを受けて
昨年からこの時期に合わせて始まったのが
「学校ムリでもここあるよ」キャンペーンです。
学校や家庭以外にも、安心できる居場所や相談場所があることを
子ども達に向けて紹介しています。
こちらが、ホームページになります。
先日、このキャンペーンのオープニングイベントがあったので
オンラインで視聴しました。
イベントは
『居場所のちから ~大丈夫のタネをまこう』というタイトルで、
NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ理事長の湯浅誠さんと
川崎市子ども夢パーク所長の西野博之さんとの対談でした。
その対談の中で私が一番心に残ったのが
湯浅誠さんがおっしゃていた次の言葉なんですね。
居場所とは、繋がり続ける意思を最優先させることである。
繋がり続ける意思を伝えることで、そこに繋がる人が持つ「生きづらさ」を解消すること。
そして、「生きづらさ」とは、「誰も自分を見てくれない」と感じる孤独感。
この言葉を聞きながら、ふと思いだしたことがあったのです。
『若者サミット2019 出会う・知り合う・考える ワタシたちのこれから』というイベントで聞いた若者たちの言葉です。
湯浅さんと西野さんのお話を聞きながら
そのイベントで、引きこもりを経験した若者たちの語りの言葉を思いだしたのです。
その時の若者たちの言葉の一部をまとめると
こんなことが語られていました。
(オトナに対して)自分の話をちゃんと聞いてもらえないイメージがある。
だから、誰にも(大人に)相談できない。
不登校になると登校を目的に
ひきこもりになると就労を目的にと
「ルートに戻す」ことが目的になっていないだろうか。
「ルートに戻す」以外のサポートが、世の中にあまりないのではないか。
「自分で選んだ」「自分で決めた」という感覚が大事なのに
そこまで待てない「支援者」が多い、、、、、、
今回の、「学校ムリでもここあるよ」キャンペーンの
湯浅さんと西野さんの対談と
「若者サミット2019」の若者たちの対談
お互いに立場は逆ですが
「支援する⇔支援される」という関係ではなく
フラットな関係性の中でお互いに気遣い合う
互いに関心を寄せ合うことに価値を見出しているところに
共通点があるように感じました。
子どもが不登校になったとき
とかく大人は、その原因を分類・仕分けして
支援し解決しようとします。
ですが、その支援の前に、本当に子どもたちが必要としていることは何なんでしょう。
関係性のないところでの支援を
子どもたちは求めているのでしょうか。
そんなことに思いを馳せる時間になりました。
~~~※~~~※~~~※~~~※~~~※~~~※~~~※~~~
すべての子どもは、生きる権利・育つ権利を持っています。(子どもの権利条約)
子どもが、自分に誇りを持って生き生きと育つために。
その子がその子自身を認め、その子自身の力で成長していけるように。
その子が、その子の持てる力を存分に発揮できるために。
そんな視点で、お子さんの成長を考えてみませんか?
will be smileの親カフェに参加することで
まずは保護者さんの肩の力を抜いてみてください✨
そして、あなた自身の持てる力を思い出して✨
いま自分ができること、たくさんありますよ☺️
その子のお父さん、お母さんにしかできないことが。
この情報が、必要な方に届きますように!
~~~※~~~※~~~※~~~※~~~※~~~※~~~※~~~
Will be smile 次回の親カフェは
9月14日(月) 14時~16時半
明日都浜大津4階 ふれあいプラザ和室にて
参加費 500円
定員 3名
お申し込みは
willbeeesmile@gmail.com
お待ちしております!
新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては
予定変更の可能性があります。
その時には、当ブログにてお知らせ致します。