６月親カフェとその他企画の開催日程 - will be smile ～不登校から多様な学びを考える親の会＠大津

６月です。

今年の梅雨入りは例年より遅いそうで、今日の大津は午後から日も差して気持ちいいですね(*^^*)

例年ゴールデンウィーク明けから６月にかけて、不登校のご相談が増える時期です。

最近では、子どもが学校に行きにくくなったときに学校をお休みする選択について少しずつ認知もされてきていて、命を削るほど追い詰められる子が減ってきているように感じます。

世話人としては嬉しい限りです。

一方で、エネルギーを使い果たす前に学校をお休みする選択をしたものの、学校外での学びの場が少なくて困ってらっしゃる保護者さんのご相談が、以前より増えてきています。お家で過ごすにしても、目的も楽しみも見いだせない環境は、決して健康的とは言えないですよね。

不登校の子の生活習慣の乱れを気にされる方は多いですが、学校という場が合わなかった時に、学校外で心身ともに健康に過ごせる・過ごそうと思える心理的社会的なサポートが圧倒的に足りていないことの方がよほど問題だと、世話人は思っています。

何故なら、学校外で心身ともに健康に過ごせる・過ごそうと子ども自身が思えるサポートが為されていたなら、日々の生活に目的や楽しみを見出せたなら、子どもの生活リズムは自然に整う事例が多いからです。

では、そのサポートは、誰がどのようにしていけば良いのでしょうか？

学校に行っていない子どもをお家で育てる、、、簡単なように思いますが、毎日のことですから、それだけでも親の、とりわけ、実質的に育児に関わっている母親の負担はそれなりに大きいです。

大津市の公立小中学校では完全給食制が実施されていますが、学校に行っていない子・行きたくてもいけない子にはそれがありません。そのため、親は毎日三度、子どもの健康と成長を気遣った食事の用意をする必要があります。

また健康管理や家族のスケジュール管理、学校の先生とのやり取りなど、保護者に求められることはあまりにも多く、どのお母さんのお話を聞かせていただいても、皆さんそれぞれに毎日孤軍奮闘して頑張ってらっしゃいます。

不登校の低年齢化も進んでいる今、お子さんをお家で育てる必要性から仕事を辞めざるを得なかったり、休職したりしている保護者さんもいらっしゃいます。

ですが「不登校の子のお母さん」と一括りにされた目線の中では、保護者さんの日々の地道な努力はあまり評価されず、保護者さんご自身も、その価値に気付かれていないことが多いと感じます。

世話人は、先が見えない不安と戦いながら当たり前の日常を維持している保護者さんの頑張りを、まずはたくさんの方に知っていただきたいと思っています。

そして、当たり前の日常を維持するという目立たないけれど大切な営みを創ってらっしゃる保護者さんが安心して子育てできるように、子どもが学校外でも心身ともに健康に過ごせる・過ごそうと思える心理的社会的なサポートについて、不登校とは関係ない世界で生きているたくさんの人にも一緒に考えていただければ嬉しいです。

さて。

６月の親カフェは６月１１日(土)に開催です。

詳細は下記案内をご覧ください(#^^#)

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【６月以降の予定】

🌈親カフェ　

　６月１１日(土)

　７月１４日(木)

　８月６日(土)

　９月７日(水)

　いずれも１３時半から１６時半。明日都浜大津４階ふれあいプラザ小会議室にて開催。

　定員１０名。