最近、大津港周辺で水鳥が大量死している、というニュースをご覧になった滋賀県民の方も多いのではないでしょうか。
実はこの報道の裏で、一人のホームスクーラーの男の子の活躍がありました。
ぜひそのことを伝えたいと思い、今回の投稿は、そのお子さんに記事を書いてもらいました。
野鳥観察が好きで、毎日琵琶湖湖岸の野鳥観察を続けているお子さんです。
ある日、琵琶湖の異変に気付きました。
その異変から深めた考察を、記事にまとめてくれました。
小学生のお子さんですが、実際に自分の目で観察して記録をとる姿勢や、異変に気付いたあとの行動力など、目を見張るものがあります(*^^*)
学校での集団指導の環境ではしんどくなっちゃうけど、静かな環境で1対1の関わりなら大丈夫な子が、自分に合う環境でのびのびと主体性を発揮すると、こんなに生き生きと活動して世界を拡げていくんですよね😊
ぜひご一読ください(*´꒳`*)
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【琵琶湖での水鳥の大量死について】
僕は大津湖岸なぎさ公園で、毎日水鳥の観察をしています。今年もたくさんの渡り鳥たちが琵琶湖にやってきてくれました。
しかしここ最近、琵琶湖で水鳥が大量死しているというニュースを見た方もいると思います。
僕が最初に発見したのは、12月15日の朝でした。藻に絡まった水鳥の死骸を見つけて心配になり、野鳥仲間に聞いてみたところ、合わせて100羽以上が浮いているとのことでした。
県や新聞社には連絡してもらえたので、僕は湖北野鳥センターと琵琶湖博物館に亡くなった水鳥の数と種類を調べて報告しました。
原因は不明ですが、鳥インフルエンザの可能性もあるので早く調査をしてほしいです(滋賀県は、野鳥の大量死が起きた際に行われるはずの鳥インフルエンザの検査を、死骸が腐敗・水没しているなどの理由でまだしていません)。
ちなみに、実は鳥インフルエンザというのは多くの渡り鳥が常に持っているウイルスです。そのウイルスは、鳥にも人にも影響を及ぼさない低病原性の鳥インフルエンザウイルスです。
しかしそのウイルスが家畜に移ると、人間の過密な飼育により危険性が高い高病原性鳥インフルエンザウイルスに変異します。それが家畜から野鳥に移ることで、問題になっているのです。なお、人に感染することはまずありません。(濃厚接触をした場合などに極めて稀に感染します)
このように、人間の活動が鳥や自然界全体に影響を与えているということを知って、環境について考えるきっかけになればいいと思います。
haru
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たくさんの人に知ってもらって、環境について考えるきっかけになりますように( ´∀`)
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