will be smile ~不登校から多様な学びを考える親の会@大津

滋賀県大津市で活動する、学校に行かない子の保護者が集う交流サロンです。お子さんが学校に行かないことで悩まれている保護者さん、一度お越しになりませんか?同じ立場の保護者さん同士でおしゃべりしたり、お話を聞いたり。時には楽しい時間をシェアしてリフレッシュしてみませんか? 世話人は大津市内のホームエデュケーション(ホームスクーリング)実践者です。

コロナウイルスが教えてくれること。たくさんの人と連携すること。

 

昨年から猛威をふるい、私たちの生活をすっかり変えてしまったコロナウイルス

ここ滋賀県でも感染者が増え続け、緊急事態宣言の発出はされていないものの、スーパーマーケットなどでお買い物をするたびに感染予防のためのアナウンスを耳にする毎日です。

 

先日テレビで、増え続ける在宅医療について特集する番組の予告を見かけました。実際にその番組を視聴することは出来なかったのですが、テレビを見ていても、このコロナ禍の中で在宅医療に対する関心が高まっていることを感じます。

 

私事になりますが、3年ほど前から様々な病気で入退院を繰り返していた実家の父も、昨年からは入院時の家族面会が制限されたことから自宅での看取りを希望して、つい3ヶ月ほど前に家族で見送りをしました。

 終末期を在宅で過ごすことに関して、最初は、自分たちにできるのかという不安と戸惑いが大きかったのですが、幸い地域医療の連携に恵まれて、最後まで父の意向を叶えることが出来、周りのサポートしてくださった関係者の方々に感謝しています。

 

この「地域医療の連携」を、チーム医療というそうです。 

チーム医療では、患者や家族を中心として各分野の専門家が連携して治療やケアにあたり、互いに意見交換をしながら方針を決定していくというスタイルを取ります。この考え方が生まれた背景には、医療の高度化や複雑化によって専門性が細分化し、主治医だけでは判断が困難になってきていること、身体的な苦痛と同時に、心理的・社会的・精神的など、患者さん個々に抱える多様な困りごとに対して多方面の専門的な手助けを行うことで、きめ細かい良質な医療に繋がることなどがあるようです。

 

チーム医療の考え方の下では主体は患者本人であり、医療従事者は患者や家族の意見や希望を尊重しつつ、患者一人一人の満足度を高める医療を目指すことが役割となります。

 

今回、父の医療・介護の必要性から実際にチーム医療に触れてみて、「あれ?この考え方、私が今までしてきたホームエデュケーションと一緒だなぁ」と思いました。

 

子どもが主体となって、家庭と学校、その他関係機関と連携してその子の人生の質の向上を目指すこと。(この人生の質のことをQOLと言います)

QOL向上のために、丁寧なコミュニケーションにより、まず本人が「何を幸せとするか」を把握すること。何故なら、同じアプローチをしていても、本人の価値観によって満足に繋がったり、ストレスに繋がったりもするからです。

 

その為には、本人の主体性も大切になってきます。

「自分は何を大事にしたいか」「何を幸せと思うか」逆に「自分は何が苦手か」「どこにしんどさを感じるか」ということを自分で理解し、周りの人に伝えていかないといけませんから。

 

医療にしても教育にしても、「先生さま」と言って指示されたことを守ってさえいればいい、という時代には考えられなかった選択肢が増え、自分で選べる裁量が増えた分、人任せには出来ない、自分で考え選びコーディネイトする必要性も出てきたと言えると思います。

これからは、ますますその方向に進んでいくでしょう。

 

今の子はこれからそんな時代を生きていくのだと考えるなら、不登校などは、早めにレールを外れたことで、これからの時代を生きるための素養を身に付ける機会を早期に獲得できた、と考えることも出来るのかもしれません。

 

また親自身も、子どもとの丁寧なコミュニケーションを基に積極的に関係機関と連携していく姿勢を見せることで、次の時代を生きる子どもに良いお手本を示せるのかもしれません。

多様性が大事にされる時代はコミュニケーションの重要性が求められる時代とも言えますし、裏返すと、主体性を求められる時代ともいえるのではないでしょうか。

 

コロナ禍の中で在宅医療に対する関心が高まっていることを感じながら、そんなことをふと考えました。

 

 

次回5月26日の親カフェは満席となりました。

参加を検討してくださっていた方には申し訳ございません。

近々、6月の親カフェのご案内をさせていただきますね。

 

 

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すべての子どもは、生きる権利・育つ権利を持っています。(子どもの権利条約
子どもが、自分に誇りを持って生き生きと育つために。
その子がその子自身を認め、その子自身の力で成長していけるように。
その子が、その子の持てる力を存分に発揮できるために。
そんな視点で、お子さんの成長を考えてみませんか?

will be smileの親カフェに参加することで
まずは保護者さんの肩の力を抜いてみてください✨
そして、あなた自身の持てる力を思い出して✨
いま自分ができること、たくさんありますよ☺️
その子のお父さん、お母さんにしかできないことが。

この情報が、必要な方に届きますように!


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Will be smile 次回の親カフェは
5月26日(水) 14時~16時半
明日都浜大津4階 ふれあいプラザ和室にて
参加費 500円
定員 3名

申し訳ございません。満席に付き受付終了させていただきました。

 

 

ずっとお家の中で1人で考えていると

心が曇りがちになるのは、

お母さんも同じ。
will be smile にいらっしゃいませんか?
ホッと一息ついて深呼吸したら、

少し気持ちが軽くなるかもしれませんよ。

気持ちが落ち着いたら、

一緒にこれからのことを考えていきましょう。

 

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大津市内には、当会以外にも

不登校や学校行きしぶりについて相談できる親の会があります。

以下のURLから

情報をまとめた冊子のPDF版データを

無料でダウンロードすることが出来ますので

ご活用くださいね。

https://www.otsu-shakyo.or.jp/wp-content/uploads/2021/03/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%A5%E3%82%89%E3%81%84%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E8%82%B2%E3%81%A1%E3%81%A8%E5%AD%A6%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF.pdf

  

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孤立している保護者さんの不安が

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